中に着ても、見せても映える。アンティーク長襦袢の魔法

紫織庵　大正ロマン　金魚　正絹　絽

着物の装いに欠かせない「長襦袢」。本来は着物の下に身につけるものですが、アンティークの長襦袢には、単なる“下着”以上の魅力が隠されています。鮮やかな色使いや繊細な柄、時代を感じさせるデザインは、若い世代にとっても新鮮に映り、着こなしの幅を広げてくれるアイテムです。

アンティークの長襦袢は、現代のシンプルなものとは異なり、遊び心あふれる柄や大胆な色合いが特徴です。赤や朱色、紫など、着物の袖口や裾からふと覗く色彩が、大人の装いに奥行きを与えてくれます。まるで「隠れたおしゃれ」を楽しむような感覚で、コーディネートの主役にもなり得る存在です。

若い世代におすすめの楽しみ方

若い方にとって、アンティーク長襦袢は「ちょっと背伸びした大人のおしゃれ」にもぴったり。例えば、袖口や裾から柄を少し見せることで、アンティークの風合いをさりげなく取り入れられます。また、羽織やカジュアルな着物と合わせて、長襦袢の色柄をポイントにすると、レトロモダンな雰囲気が生まれます。

大人っぽさを引き出すコツ

アンティーク長襦袢を着こなすときのポイントは、全体の色のバランス。落ち着いた色の着物に、鮮やかな長襦袢を合わせると、華やかさと気品が同時に引き立ちます。また、あえて見せる部分を少なくすると、奥ゆかしさの中に大人の色気が漂います。