古い着物がつなぐご縁。小さなサステナブルの輪「きものリレー」
- Hamanaka Akiko 
- 10月10日
- 読了時間: 2分
人から人へ、想いをつなぐ。着物が新しい形で生まれ変わる、やさしい循環のプロジェクトが始まりました。名前は「きものリレー」。古い着物が人の手を渡りながら、新しい命を得るお話です。

一枚の着物からはじまったリレー
古い着物を人からいただきました。その中の一枚を、生徒のひとりに仕立て直してお渡ししました。
すると、その生徒が自分の使っていた古い襦袢を「次に使ってください」と譲ってくれたのです。
その襦袢はまた、別の生徒のもとへ。
着物が人の手を渡りながら、想いとぬくもりをつないでいく。そんな小さな循環が、「きものリレー」のはじまりでした。
あるものを生かす、やさしい選択
「新しいものを買う」より、「あるものを活かす」。
着物は直して、譲って、また着られる——それは昔から日本人が大切にしてきた知恵であり、いま世界が求めるサステナブルな価値でもあります。
きものリレーでは、古い着物をただ再利用するのではなく、人の想いごと受け継ぐ“文化の循環”を目指しています。
Before → After 手を加えることで、新しい命を吹き込む。身丈を足して、丈を長くして着られるようにします
きものリレーという活動
この取り組みは、単なる「お直し」ではありません。誰かの大切だった布が、別の人の人生の一部になる。それが「きものリレー」の本当の魅力です。
教室の中で自然に始まったこのリレーが、これからもっと多くの人に広がっていくことを願っています。
参加・お問い合わせ
「古い着物を活かしたい」「自分の着物を次につなげたい」 そんな方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。→ https://www.passioneer.net/










コメント