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À la recherche du temps perdu — ミセス・ハリス、パリへ行く
『ミセス・ハリス、パリへ行く』 【ドレスは、夢を着る人のもとへ。】 映画を見た。 そこかしこに懐かしいパリの香りがして、夢を見ているようだった。 原作は、イギリス人作家ポール・ギャリコの小説。 ハリス夫人は、ロンドンで家政婦をしている。 かなりの売れっ子で、働き詰めの毎日。 ある日、働き先のお宅で、奥様が持つディオールのドレスに一目惚れする。 そして、自分もディオールのドレスを買おうと決意し、必死にお金を貯める。 やっとたどり着いたパリのディオールのメゾン。 ハリス夫人は、別世界に困惑する。 けれど、メゾンは夫人に魔法をかけてしまう。 コレクションでドレスを見たときの、夫人の表情は喜びにあふれている。 白衣のお針子たちに仮縫いをしてもらう姿は、微笑ましい。 サルトルの実存主義を愛読する、トップマヌカン。 素敵な侯爵にお茶に誘われ、恋する気持ちを思い出す。 侯爵は夫人に、寄宿舎時代の掃除婦「ミセス・モップ」を重ねていた。 ここは、切なかった。 ロマンチックなパリで、夫人は自分の存在意義を見つける。 世界に一枚しかない、オートクチュールのドレスを持つ

Hamanaka Akiko
6 時間前読了時間: 2分
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