【もう諦めない!】40・50代必見!「お母さんの着物」を今っぽく着こなす秋の魔法コーデ術
- Hamanaka Akiko

- 11月2日
- 読了時間: 4分

タンスで眠る「ママ着物」を諦めていませんか?
「そろそろ着物を着てみたいけれど、自分の着物がない」
「母から譲り受けた着物はたくさんあるけれど、なんだか古くさい気がして、手を出しづらい……」
40代・50代の大人世代で、そう感じている方はきっと多いはずです。特に、お手持ちのお母様の着物は、品質は良くても「柄や色が地味」「時代遅れに見えないか不安」といった悩みがつきまといますよね。
でも、安心してください!
お母様世代の着物は、時代を表す上品な色と上質な素材感から、実は今の40・50代の女性にこそ似合う最高の宝物です。
この記事では、タンスに眠っている「ママ着物」を「今風の洗練された秋の着物コーデ」に生まれ変わらせる、たった3つの魔法のテクニックをご紹介します。
必要なのは、着物をまるごと変えることではありません。帯や小物などの「付属パーツ」を少しアップデートするだけで、誰もが振り返るレトロモダンな着こなしが完成します。
今年の秋こそ、お母様の着物に袖を通し、自信を持って街へ出かけてみませんか?

魔法のテクニック1:着物はそのまま!「帯」で印象を180度変える
お母様の着物を「今風」に見せる、最も効果的な方法。それは、着物本体ではなく「帯」を変えることです。
母親世代の着物は、柄が控えめで落ち着いた色合いのものが多いため、秋の深みのある景色との相性は抜群です。しかし、帯まで古典柄だと、全体的に「昔ながら」の印象になりがちです。
ここで、あえて「異質なもの」をぶつけるのが現代風の魔法です。

1. 現代アートのような「抽象柄・幾何学柄」を選ぶ
古典的な着物(小紋や紬)に、抽象的なデザインや幾何学模様の帯を合わせてみましょう。着物の持つ重厚感に、帯の持つ軽やかでモダンな雰囲気が加わり、「レトロモダン」なバランスが生まれます。
2. シンプルな「無地に近い帯」で洗練された大人顔に
柄物の着物をお持ちの場合は、無地に近い上質な織りの帯(例:紬の無地染め、すくい織りなど)を選ぶと、一気に洗練された大人の着こなしになります。
【秋のおすすめカラー】
今年の秋は、こっくりとした深い色(ボルドー、マスタード、深緑、濃紺)の帯を選ぶと、落ち着きとトレンド感を両立できます。

魔法のテクニック2:主役は「帯締め・帯揚げ」!小物で遊ぶのが今風
着物と帯を変えずに、まるで新しい着物に見せる秘訣。それが「帯締め」と「帯揚げ」の小物使いです。ここは面積が小さいからこそ、冒険して遊べる部分です。
1. 「くすみカラー」で抜け感を出す
母親世代の着物は、はっきりした原色系の帯締め・帯揚げが使われがちです。ここを、洋服のトレンドでもある「くすみカラー(ダスティカラー)」に変えるだけで、一気に垢抜けます。
例: グレイッシュなラベンダー、スモーキーなピンク、くすんだミントグリーンなど。
2. 「異素材」を大胆に組み合わせる
帯締めや帯揚げに、洋装のような異素材を取り入れるのも現代風です。
帯締め: パールの飾り付き、太めのリバーシブルタイプ
帯揚げ: 絞りではなく、光沢のあるサテン地や、あえて薄手のストールのようなシアー素材のものを選ぶ
まとめ:秋の着物ライフは「ママ着物」から始めよう!
お母様から受け継いだ着物は、高価で上質なものばかり。その価値は、タンスにしまっておくだけではもったいないですよね。
大切なのは、着物そのものの価値を変えるのではなく、「今」の自分に似合うようにアップデートする工夫です。
ぜひ、この記事を参考に、まずはタンスの着物を出して鏡の前で試着してみてください。小物一つ変えるだけで、きっと「こんなに着られるんだ!」という新しい発見があるはずです。
今年の秋は、「お母様から受け継いだ素敵な着物」で、自信を持ってお出かけを楽しみましょう!
「『この着物、私に似合う?』と迷われたら、ぜひ専門家にご相談ください。お客様のお持ちの着物に合わせて、40・50代の魅力を引き出すコーディネート相談(オンライン可)も承っております。




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