東京手描き友禅の長着 江戸玩具と宝尽くし模様に込めた遊び心
- Hamanaka Akiko

- 2024年9月13日
- 読了時間: 1分
更新日:10月23日

秋の始まりに、東京手描き友禅の長着を広げました。地色は、いまの時代にしっくりとなじむ深みのある黒。その上に描かれているのは、江戸玩具と宝尽くし模様です。
江戸玩具は、かつて子どもたちの笑顔とともにあった“遊び”の象徴。宝尽くしには、幸運・知恵・繁栄などの願いが込められています。それぞれの文様が、生き生きと筆で描かれ、見るたびに新しい発見があります。
東京手描き友禅は、経済産業大臣指定の伝統工芸品。職人が一筆ずつ染料を重ねていくことで、独特の立体感と温もりが生まれます。その繊細な手仕事は、まさに日本の美意識そのもの。

きもの DE AKIKO では、着物の仕立て直しやコーディネートのご相談を承っています。思い出の一枚を、次の季節にもう一度。
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