À la recherche du temps perdu — 禰豆子の麻の葉

10月29日
読了時間: 1分
『鬼滅の刃』を見た。
巷では大ヒットのアニメ。
家族愛、兄弟愛に心を打たれると聞いていた。
内容は、今回は脇に置いておく。
気になったのは、キャラクターが着る着物の柄。
どのキャラクターも、性格に合わせてよく考えられている。
炭治郎は市松。これは、あまりにも有名。
禰豆子は、麻の葉柄。
可愛い。
麻は、まっすぐ、丈夫に育つ。
日本では昔から、赤ちゃんの産着に使われてきた。
魔除けの意味もある。
鬼になった妹を、兄が守り続ける物語。
禰豆子にこの柄が似合うのは、偶然ではない気がした。
今でこそ、そのような習慣はなきに等しい。
けれど、健やかな成長を願う気持ちは、昔も今も、世界中どこでも同じなのではないだろうか。
麻の葉柄は、襦袢にも用いられる。
女児が着る長襦袢に麻の葉柄を使い、母親がひと針ひと針、願いを込めて針を進める。
そんな時代が、ついこの間まで存在していた。
新しいご主人様が見つからぬまま、深い眠りについていた反物。
その反物は、Combinaisonに生まれ変わるべく、長い眠りからようやく目覚める。
You may never wear a kimono. But you can wear the art of Wasai.
On ne porte pas forcément un kimono. Mais on peut porter l'art du Wasai.
— PASSIONEER

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